高級腕時計の広告撮影 ― ガラスの「映り込み」を制する
浜松のタウン誌の広告ページにて、時計のMAKITA様の腕時計BALL WATCHの撮影

ガラスに“映らない光”をつくる
時計撮影では、
- 光の距離
- 光の角度
- 光の高さ
- 時計との位置関係
を、調整します。
少し位置がズレるだけで、
風防ガラス上に白い光がベタっと乗って、文字盤の美しさが隠れてしまう。
だからこそ、
「どこに光を置けば、映り込まずに明るさだけを与えられるか」
を探る作業になります。
光を直接に当てない「フェザーリング」というライティング手法です。
時計撮影は、
光と反射のパズル のようなものです。
腕時計の核心は「フェイス」
時計広告で一番重要なのは、
- ベゼル(外周)
- 文字盤
- 針
- インデックス
このフェイス部分が、
くっきりと、正確に、美しく見えていること。
艶を出しすぎてもいけない。
暗すぎてもいけない。
コントラストが強すぎても高級感は損なわれます。
“正直に質感を伝える”ことが何より大切です。
ピント位置は「中央」とは限らない
初回撮影時に時計店オーナー様より教わった大切なポイントがあります。
時計撮影では、
ピントは文字盤中央ではなく、ベゼルの手前側に合わせる。
そこからレンズをしっかり絞り込み、
ベゼルから文字盤全体までをシャープに描写します。
時計は立体物(ケース+バンド)です。
中央だけにピントを合わせると、
手前と奥側が甘くなり、製品の全体感と高級感が弱く見えることがあります。
広告用途では、
「どこにピントを置くか」も設計の一部です。
光は“立体”として扱う
高級腕時計は、価格以上に“印象”で選ばれます。
- 写真が安っぽい
- 文字盤が読みにくい
- 金属がくすんで見える
それだけでブランド価値は下がります。
逆に、
- 精密さ
- 重厚感
- 品格
が伝われば、写真は強力な営業ツールになります。
商品写真は、
ブランドの世界観そのものです。
高級商品の広告撮影・商品撮影のご相談
・腕時計
・ジュエリー
・金属製品
・ガラス・鏡面商品
繊細な映り込みや質感表現が必要な撮影も対応可能です。
浜松市の商業撮影・広告撮影
フォトグラファー 内藤昭太
商品を「正しく、美しく、価値あるものとして」伝える写真をお届けします。