熱気溢れる!浜松まつりの出張写真撮影、2019年5月晴れ!
静岡県浜松市で、ゴールデンウィークの5月3〜5日で行われる、地元のお祭り「浜松まつり」。
人の背丈を悠に越え、間近でみると圧倒さえされるその巨大な大凧。その下部に施主様のお子様のお名前が書き記されます。
誕生したお子様の健やかな成長を祈念して、町内の祭衆のチームワークによって、その大凧を大空へと舞い上げて祝うという、オリジナリティあふれるお祭り行事です。
昼の「初凧」、そして夜の「初練り」と、一日を通して町が熱気に包まれるお祭りです。。
その「浜松まつり」の撮影ご依頼を、今年2019年もお施主様からいただきました。
ありがとうございます!
昨年2018年に引き続き、今年2019年は2組のお施主様から「浜松まつり出張写真撮影(昼・夜)」のご依頼。ありがとうございます!
例年、この浜松まつりの期間は、ほぼ90%の確立で「雨」が降ってしまうため、雨天延期になった場合の予備日のスケジュール確保なども含め、調整が難しい案件です。
また、まつり期間は3日間のみなので、各施主様の「初凧」「初練り」のご希望日が重なってしまうこともしばしば。
公平を期すために「先着確定順」で撮影を御請けしているため、せっかくお問合せいただいたにもかかわらず、数件のお施主様のオーダーを御請けできなかったこと、この場にても改めてお詫びいたします。
今年の「浜松まつり」は本当に珍しく、3日間とも雨が降らずに良い天気で、楽しい撮影となりました。
法被を羽織り、カメラリュックに、標準ズームレンズ+望遠ズームレンズとストロボ、Nikon D850を2台詰め込んで、自転車に乗って中田島海浜公園の駐輪場までひとっ走り(ピュー!)。
着いたら、徒歩で、中田島の凧揚げ会場に向かう人並みと一緒に歩いてゆき、お施主様の待つ「陣屋」へと急ぎます。
画像は「浜松まつりの陣屋配置図」です。
参加町が多いので、陣屋エリアにてお施主様に確実に合流するためには、事前の打合せや、この配置図があると助かります。
浜松まつりの「初凧」上げ、風の吹かない無風状態の時は「町衆」の腕の見せ所!
「初凧」上げで、多くの町のカラフルで格好良い図案の凧が、いっせいに空に舞い上がり、青空に凧が彩りを加えるその風景、それは、なかなか壮快なものです。
浜松まつりの凧揚げ会場(中田島会場)」は、海岸線(砂丘)を挟んで海のすぐそばということもあり、強い海風が吹いていることが多く、その場合は一気にかなり上空高くまで、巨大な凧が小さく見える程に上がります。
風向としては「西風」となり、凧揚げ会場の「西から東」に向け凧をあげる形となり、例年このパターンが多いように思われます。
5月4日の2組目のお施主様の時は、ものすごく珍しい状況でしたが「完全に無風」といってもよいような、風が全く無い状態…。
凧を引いても、地上数メートルほどの上空にも風がないため、すぐに下がってしまいます。
2〜3町ほどの凧しか上がっていないという、かなりのレアケースです。
風向を読み、凧を揚げるに必要なエリア確保にはじまり、ループとなり凧を引くスピードやタイミング、運もあるでしょう。凧上げのノウハウには、奥深いものがあります。
自分には風の方向がさっぱりわかりませんでしたが、どうやら「南から北」へ向かって風が吹いているもよう。
そのうちにやや微風が出てきたのか、他の町に先がけて、施主様の初凧が高度を保ってすっと舞いあがりました!
撮っている自分も嬉しい限りです。