良いデザインとは、お客様に情報を伝えるための「ツール(道具)」であること。
浜松市内の建築専門の行政書士様が、私のカメラマンのホームページをご覧下さり、今あるホームページを改定するにあたり、自分のポートレート写真を載せたいとのことで、撮影のご依頼をいただきました。
当初は、スーツ姿の誠実感のあるビジネスポートレートの撮影だけをお請けしましたが、仕事風景のシチュエーションの写真もあったほうが良いと判断し現場の事務所にてご提案して、プラスアルファで電話をかけるシーン等、数パターンのバリエーション撮影をしてデータ納品いたしました。
で、数日後に「新しいホームページが出来たので、見て下さい」との連絡を受け、自分の撮った写真がどのように使われているのかも興味のある部分なので拝見してみたところ・・・。う〜ん…デザインや構成がとてつもなくダサい・・・(笑)。
こちらから行政書士様に連絡し「こんなデザインじゃダメ、意味がない。それで◎万円もかかるのはひどすぎる」と。
これも何かのご縁だし、あまりに酷いデザインを見るに見かねて、「もし、内藤がデザインしたらこう改善するというホームページ(ランディングページ)をささっと作ります。それを見ていただければ、ひと目で前のデザインがダメな部分の理屈がわかると思います。」と。
まずストーリー構成や文章のリライト、読み手のリズム感を大事にデザインテイストも考え、問い合わせまでのクロージング導線も完璧にして、3時間ほどで「たたき台のデザインベース」を作成し、ご提案しました。
もちろん、内藤の作成したデザインのほうが、内容がわかりやすく圧倒的に構成も良いので、LP(ランディングページ)のデザインも合わせて正式にお請けすることになった次第。
ホームページを正式に作るに当たり信頼感を担保するための「ブランディング構築」の意味もあり、ロゴマークのデザインもさせていただきました。
足立(あだち)の英語の頭文字の「A」を、上下逆転してくっつけたロゴマークです。名刺も合わせて作成し納品しました。
写真撮影もデザインも(というかどんな職業でも)「お客様の為になるように、ベストを尽くしたい」という澄んだ心・素直な心が大事です。それがあれば自ずと「最善のゴール」は見えてくるはずです。
デザインというのは、カッコよかったり、綺麗だったりするのももちろん大事です。
ホームページやチラシでも同じですが、デザインは「情報(メッセージ)を伝えるアイテム(手段)」に過ぎないのです。
良いホームページ・広告は、お客様の代わりにアピールする「トップセールスマン(超優秀な営業マン)」であるべき。
読み手に「内容(情報)を理解」してもらい「行動(購買)を促す」ことが、広告や広報の全てであり、お客様の代わりになる営業マンを1人創出する感覚でしょうか?
それがお金をいただくプロのデザイナーの成すべき仕事です。
なので、広告を作る側のデザイナー本人が「伝える情報」を理解し、営業マンになれるぐらいの「コミュニケーションの資質」も必要なのです。
「伝えたい情報を的確に理解し、極限までわかりやすい状態に再構築する」つまり「情報(カテゴライズ)」を「ビジュアルと言葉で再現する才能」が大事です。
「デザインは情報をナビゲートする手法」「華美なデザインは極論不要」というストイックな認識もプロデザイナーには必要です。
今回のホームページ(ランディングデザイン)は、行政書士様とも話した上で、ご自身で設置できるように、html-+CSSコーディングを回避した「altタグを付加する分割型画像方式(簡易方式)」にて作成しました。
もちろんhtml5+CSSのフルコーディングのホームページデザインも出来ますので、ホームページを作りたい店舗の方などがいらっしゃればぜひご相談ください。
プロフィールの部分は、打ち合わせ時に身上のお話を聞いていて「それは、アピールになる」と判断して、ちょっと遊び心も加えて作成しています。
高校時代にバスケットをされていたとのことで、人気漫画のスラムダンクを知っている方なら「くすっ」としていただけるのかな?写真を販売するiStockにて購入、湘北カラーの赤いプバスケットレイヤーの写真を見つけて、リョータの SHOHOKU 7 と文字合成してみました。
静岡県浜松市の出張写真撮影フォトグラファー * 笑顔を撮るカメラマン 内藤昭太 *
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