ピアノ教室のスプリングコンサートの出張写真撮影をさせていただきました。
浜松市内には、音楽演奏の出来るホールがいくつもあります。
自分も写真撮影させていただいたことがある音楽ホールは、アクトシティ浜松 中ホール、カワイ浜松コンサートサロン Bullier「ブリエ」、クリエイト浜松(2Fホール、創作活動室)、浜北文化センター小ホールです。
今回のホールは初めての場所、アクトシティ浜松 研修交流センターの「音楽工房ホール」です。
浜松市中区の浜松市楽器博物館の建物の2Fにある中規模のコンサートホールです。
リハーサル中に、ピアノ連弾の生徒さんの写真が撮れました。
今回は、2つの音楽教室の合同でのピアノ発表会・声楽発表会なので、生徒さん人数も多めです。
この発表会の演目の中では、ピアノ2名連弾と3名連弾の楽曲がありました。
本番中の撮影では、ポジションが後方で固定となるカメラマンの位置から、このピアノ連弾中の生徒さんの写真を撮ると、奥側の生徒さんの顔が、手前の生徒さんの顔に隠れて見えないケースとなります。
今回は、ラッキーなことに事前に生徒さん達のリハーサル時間がありました。
観客もいないリハ中なので、カメラマンとして自由に動けて顔の見える位置に移動、ピアノのやや近くからの撮影も可能でした。
そのおかげで、ピアノ連弾中の2名、3名の生徒さんの顔も撮っておくことができました。
本番のみ撮影では、絶対に撮れないシーンなので、貴重な写真です。
ピアノ演奏中に、カメラのシャッター音を小さくするための工夫。
現在の自分のメイン撮影カメラは、Nikon D850というハイエンドの一眼レフデジタルカメラです。
(2022年6月現在、笑顔を撮るカメラマン内藤のカメラ機材は「ミラーレスカメラ(Nikon Zマウント)」に完全移行しました。シャッター音はほとんど気にならない小さな音となり、このカバー防音方式は使用しなくてOKとなりました)
そのNikon D850に、色乗りが良く、暖色の表現をするタムロンのレンズ群との組み合わせが、自分の求めている写真の画作りに合致しています。
デジタル一眼レフNikon D850には「静音シャッター」機構があり、シャッター音(ミラーの開閉音)をずらして、音をやや小さくすることができます。
コンサートホールなど天井の高い空間ですと、観客席後方からの撮影ポジションで、「静音シャッター」の音なら、ほぼ気にはならないとの声をピアノの先生方からは聞いております。
今回はさらにNikon D850一眼レフの「シャッター音」を小さくしたいと考え、バスタオル等様々なアイテムを使って、カメラのシャッター音の低減ができるかを事前にシュミレーション。
機材の取り回し等も考慮して、カメラのシャッター音低減に行きついたのが、この「防雨レインカバー(エツミ プロテクトカバー E-6006)」。
やや厚みのあり、穴の開いた袋状のレインカバーの中に、レンズのついたカメラを丸ごと1台包むような感じです。
本来は、雨の中での撮影などに使う、防雨・防寒アイテムですが、このE-6006は「消音」もうたっているのです。
完全に無音とはなりませんが、それでもかなりシャッター音は小さくすることができました。
ただ、このプロテクトカバーは、おそらくフィルムカメラ時代の構造なのか、画像確認のための「液晶モニター」部分が空いておらず、それが問題…。
思ったら即実行(笑)で、カッターを使い、裏面側の生地を四角くカットして、液晶モニターが見える窓を開けてみました。
カメラのシャッター音対策としてはかなり有効ですが、カバーがやや厚く中の密閉度もあるため、手が蒸れてかなり暑いのがちょっと難点。
様々なピアノ教室の発表会撮影をさせていただいておりますが、撮影の途中で、演奏に耳を傾けてピアノの音も聴けるので、とても楽しい撮影です。
今回は、ご依頼ありがとうございました!
★おとの森くらぶ音楽教室 https://profile.ameba.jp/ameba/kiraringo0203
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