ストックフォトPIXTA販売用の料理写真「手作りローストビーフ」の調理と撮影です。
静岡県浜松市の #笑顔を撮るカメラマン 内藤は、人物写真ばかりでなく、このようにお料理写真=フードフォトも得意です。
自分でレシピ考案〜食材購入〜調理〜撮影まで行い、ストックフォトPIXTA(ピクスタ)にてストックフォト(写真素材)販売も行っております。
もやし炒めやホウレン草炒めのような超お手軽なお料理から、真鯛をまるごと1匹使った鯛の土鍋ごはんなどの本格和食、クリームトマトの魚介パスタ等のイタリアン料理などの料理を作り、それを撮影して照明ライティングの当てかたなどの勉強を常に心がけています。
今回は、近くのJAとぴあにて、国産交雑牛のお手頃価格の「赤身の牛モモ肉のブロック」があったので、「手作りローストビーフ」 を作って撮影してみました。
ローストビーフなど肉料理のポイントは「焼く前に冷蔵庫から常温に戻し、お肉の中心が冷えていない」こと。
お肉の中心が冷たいままだと、焼き始めると外側ばかり熱がどんどん入り、外側がこんがり焼けても生焼けになったり、逆に焼きすぎてお肉が硬くなったりするからです。
ローストビーフはオーブンを使ない簡単な調理法を使います。
最初にオリーブオイルをしいたフライパンで牛モモ肉ブロックの全面をローストして焦げ目をつけます。
そのお肉をアルミホイルとラップでくるみ、用意しておいたお湯(60度〜)に入れ重石(お茶碗にお湯を入れるなど)をし、最低のとろ火で沸騰させないよう〜20分ゆっくりと加熱します。
タンパク質の凝固温度は50〜60度付近なので、牛モモ肉の中心がお湯の中でゆっくりじっくり加熱されれば、ほんのりピンク色の美味しそうなお肉の断面になります。
ローストビーフはブロック状のお肉の塊なので、大きいほど中心部の加熱は難しいです。
ローストビーフの上下左右から熱が均等に入るよう「断面が正方形」のモモ肉ブロックを買うのがコツです。
大きめの塊肉はちょっと値段は高いはずですが、折角のローストビーフを失敗しないために、厚さの薄いお肉は避けましょう。
また、オーストリアやアメリカ産の牛モモ肉(赤身)を使うと、素人調理では硬いローストビーフになりますので、できれば国産交雑牛肉を買いましょう。
料理写真は「照明ライティング(ディフューザー=スロボ光のやわらかい拡散)」が命です。
お店でのお料理撮影も仕事でよくありますので、
ライト(アンブレラやソフトボックス)の様々な距離や角度、照度によっての、お皿の影の出方やお料理の艶感などの違いなどの
シミュレーショントレーニングも兼ねています。
料理写真ライティングでは、ストロボの発光面に装着するディフューザー=ソフトボックスやアンブレラを使い、ストロボ光の強力な閃光をや適度にわらかく拡散させます。
「ソフトボックス」を好んで使っていましたが、ここ最近は初心に立ち返り「アンブレラ」を使ったライティングでトライしています。
料理に対し、メインライトの向き・高さ・角度・距離・ディフューザーの種類・発光量・フィルインライト(サブ)の有無などにより、料理のシズル感や雰囲気は変化します。
どれが正解というものでもないので、自分の求める「料理のイメージ」すなわち「美味しく見える」写真が撮れれば良しとします。
お料理写真、フードフォトのポイントとしては「お料理に対しての、形(機能性)はもちろん、食器やお皿の質感や色、大きさによって、お料理が美味しく見えたり高級に見えたり、またはカジュアルに見えたり、変幻自在となります。
いわゆる「フードコーディネート」です。
意識しているのが「人が暮らすライフスタイルの中の、命の糧であり、また楽しみでもあるのが料理である」ことです。
和食なのか洋食なのか、誰が食べるためのお料理なのか、朝食なのか昼食なのかディナーなのか・どのような物語があるのか・食材の季節感などなど。
料理を自分でイチから作る、そんな料理撮影も面白いです。
静岡県浜松市の出張写真撮影カメラマン
笑顔を撮るカメラマン フォトぱぱ〜ん内藤昭太
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