浜松のタウン誌「浜松百撰」様にて、時計のMAKITA様広告のBALL WATCHの撮影をさせていただきました。ありがとうございます。
浜松百撰は「浜松のまちと人と文化、そして魅力」を伝える、60年以上も発刊されている、手帳サイズの浜松市の情報タウン誌です。
浜松市に特化した地域ならではの情報や、旬な人々のインタビュー記事、イベント情報なども、密度が濃く凝縮され掲載している読み応えある冊子です。
提携しているお店のレジ横などに置かれていることがありますので、見かけたときはぜひ手にとってみてくださいね。
ジュエリーなど金属部のある宝飾品や、ガラスの風防の時計の撮影では「映り込み」をコントロールします。
時計の物撮り写真を撮る時は、風防(サファイアガラス)にソフトボックスの発光面が白く映り込み、光って文字盤が見えなくなっては失敗です。
そのために、被写体である時計(風防)に対して、ソフトボックスの発光面が映り込み・反射しないように、距離・角度・位置を綿密に調整します。
時計の広告写真の肝は、やはり「ベゼル〜文字盤」時計のフェイス部分がはっきり写る事と、その質感を正直に表現することだと思っています。
これはMAKITAのご主人に初回撮影時に教えていただいた極意ですが、時計撮影においての「ピント位置」は、「文字盤(針)中央」ではなく「ベゼルの手前」。
そこからきっちりと「絞り」を絞って、ベゼルと文字盤全体の造形がシャープに映すということです。
撮影データは、Nikon D850 +TAMRON 90mm f2.8 macro ISO200、f/20.0、1/60 プロフォトA1+プロフォトソフトボックス90×90cm。
レンズの絞りは、f20とかなり絞り込みます。
ストロボライティングというのは、「光」というものを「形の無い立体物」として使い、その立体物で被写体を包み込み、被写体に明るさと色を出すというものです。
難しいけど、パズルのように組み合わせていく、楽しい作業だったりします。
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