1歳誕生日お祝いのドキドキハラハラのケーキスマッシュと一升餅、出張撮影を楽しんできました!
最初の撮影お問い合わせメールをいただいた時の内容で、はじめてその存在を知ったのが「ケーキスマッシュ(Cake Smash)」です。
調べると、1歳の誕生お祝いの「日本→お食い初め/一升餅」の、欧米版ファーストバイトという位置づけでしょうか?
赤ちゃんが食べても大丈夫な食材で作られたバースデーケーキを、スプーンや手づかみで自由にぐちゃぐちゃしながら食べてもらうというもの。
ものすごく楽しそうなお祝いの方法ですが、後片付けが大変そう…。とちょっと心配な部分もありましたが、それはそれでご両親やお子様のよい思い出になるに違いありません。
カメラマンとして、知らなかった新しい世界・物事を見る事はとてもハッピーでチャレンジングな事であり、その大切な記録写真をオーダーいただけたことに感謝です。
高光量のワイヤレスストロボをスタンドに立て、天井に向けての天井バウンスで、やわらかい光を創り出す。
今回は、ご依頼のお客様のお宅の2部屋を使っての「一升餅とケーキスマッシュ」の撮影となりました。
お部屋の南面のガラス戸があり、明るい外光が入ってくるため、反対側の壁側に、最大250Wの高出力のワイヤレスストロボProfoto B2をスタンドに立てて、天井に向けて天井バウンスで、光を部屋全体にふんわりと回す事に。
普通のクリップオンストロボだとやはり光量が足りません。モノブロックの光量に匹敵するこのProfoto B2は、ヘッド面積も大きく、綺麗でやわらかな光を創り出してくれる大事なライティング機材です。
外からの外光による、被写体反対側が暗く影になる部分を、Profoto B2の天井バウンスの、天井から降り注ぐ光で明るく補うイメージです。
歩きはじめた1歳児の動きや、撮影ポジションもできれば成り行きにしたいため、部屋の天井全体を光源としてみたて、どの角度から撮影しても大きく露出(明るさ)を外さない方法です。
またProfoto B2は、カメラとAirコマンダーと呼ばれる送信機でワイヤレスで繋がるため、ケーブルが不要で、つまづき等の安全面でも安心です。
小さい子供の写真を撮る時は、カメラマンは可能な限り、低い姿勢で撮ることが大事。
赤ちゃんや小さなお子様を写真に撮る場合は、上から見下ろすのではなく、必ず目線の高さを合わせて、顔や身体がよく見えるような撮影ポジション、つまり「低姿勢」になって撮影します。
このような出張撮影の場合、良い写真を撮るために大事なのが「カメラマン自身も、その場を一緒に楽しむ」こと。
つまり「撮影自体を、皆で楽しむ、ひとつのイベント」とすることです。
ワイワイといろいろなお話をさせていただき、時にはお客様にポーズの無茶ぶりを要求したりしながら、楽しく撮る。それが大事だと思うのです。
ご両親手作りのシチュエーション&コーデが素晴らしい!お子様お祝い・ファミリーフォト写真の成功ポイント。
今回のお客様のとても素晴らしいところで参考にすべき点が、2つありましたので是非ご紹介したいと思います!
1つめは、お部屋の飾り付けをご自分達で白を基調にピンク・ゴールド色を足したシチュエーション構築をされていたこと。
白い大きな紙を壁にセットし、HAPPY Birtdayの金色のガーランドや、数字の1の風船など、ケーキスマッシュのシチュエーションアイテムをすでにセットしていただいてあったこと。
また、お子様の着るドレスの色とケーキスマッシュの色を「ピンク/ホワイト」でコーディネートされており、ひとつの世界観をつくっていただいてあったのに感動しました。
2つめは、ファミリーフォトを撮る際に、ご両親とお子様が「白シャツ+ジーンズ」で、衣装コーディネートを統一されていたこと。
これは、家族写真(ファミリーフォト)を撮る時に、皆様にぜひお勧めいたしますが、「白い洋服に、淡いブルー色のジーンズ」など、衣装が統一されていると「人物の表情」に目がいき、ポートレート写真としてとても清潔感や明るさが出て、綺麗な写真となります。
淡い色の洋服、ロゴの無い洋服、シンプルなコーディネートがベストです。
帽子などのアクセサリー類を統一してみるのも良いかもしれません。
あと、今回のケーキスマッシュのお写真は、お客様からの許可をいただいて掲載させていただいてあります。ありがとうございます。
フォトぱぱ〜んカメラマン内藤では、小物類やアイテムのご用意はできませんので、ケーキスマッシュやニューボーンフォトのご依頼を希望される場合は、お客様の方でのご用意となりますのでご了承ください。
お客様からの嬉しいコメントです。
写真をお任せできたおかげでとても楽しめたな~と、思わぬ相乗効果でした。
安心感から本当に誰も写真を撮っていなくて、後で笑ってしまいました。
サンプルのお写真ありがとうございます。
とてもステキでお願いして本当によかったです。