2018年4月に結婚式お祝い会の持ち込みカメラマンとして撮影させていただいたご夫婦様よりのご依頼で「フォトブック」を作成させていただきました。
撮影させていただいた上に、フォトブック作成までオーダーしていただき、大変に感謝しております。
また、作成したフォトブック内容のホームページへの掲載許可をいただけたことも、合わせて大感謝です。
とても爽やかでお似合いのカップル(ご夫婦)ですので、是非とお願いしたところ、
快い許可のお返事をいただきました。
オリジナルの写真集・フォトブック(Photo Book)を作る時の、後で後悔しない「サイズ」と「紙質」の決め方のポイントです。
1. 知って欲しい!フォトブックは大きなサイズだと感動が大きい。
フォトブックは小さな文庫本のようなサイズから、B5版、A4版、縦型、横型など、いろいろな種類があります。
今回のフォトブックは「A3スクエアサイズ」という、約30cm×30cmで大きな正方形型のフォトブックです。
例えば、A4サイズに比べて、A3サイズは「写真が大きく」なり、見栄えは格段に良くなります。
実物を見ると、その大きさと迫力、存在感が素晴らしい。
世界に1点だけの、オリジナルのフォトブックです。
きっと、お金を出す価値があると実感できる素晴らしいアイテムだと思えるはずです。
2. 小さいフォトブックは、本棚に紛れて、そのうち見なくなる。
これは、自分の経験談でもあります。
サイズがA4より小さく、ページ数も少ないフォトブックを、フォトブックメーカーの印刷クオリティを確かめるために、それなりのお金を出し、個人的に作ったことがあります。
でも、小さく薄く存在感の無いフォトブックは、書棚などに仕舞ったは最後、2度と見る事はありません。
そのような反省もあり、お客様には少し値段は高くはなりますが、A3スクエアサイズのような大型のフォトブックをお勧めしています。
3. 値段が高くても「高級フォトブックの光沢紙」を選ぶと幸せに。
まず、身近なカメラ屋さんなどオーダー出来るフォトブックと、今回オーダーした高級フォトブックでは、「印刷クオリティ」は天と地ほどの差があります。
安いフォトブックでは、オンデマンド印刷と言って、4色トナーを使う、業務用カラーレーザープリンタで印刷したものがほとんどです。
いわゆる「雑誌につかわれている写真クオリティ」と考えて良いです。
このような安いフォトブックで「光沢」とうたっているものの多くは、出力紙に「ラミネート加工(ビニール加工)」をして、ぱっと見で、光っているように見せています。
今回は、CANON(キヤノン)のPhoto JEWEL(フォトジュエル)という、値段の高い高級フォトブック作成サービスを利用いたしました。
値段の高いフォトブックメーカーでは、ほぼ「7色インク」「高精細」のキヤノンの1台5,000万円する業務用プリント機を使用。
自分がお客様からフォトブックをオーダーされたときに使うのが「Photo JEWEL」と「フォトレボ」です。
どちらの会社も、出力機は上述の1台5,000万円もする、7色インク+高解像度の業務用プリント機「DreamLabo 5000」を使っているフォトブックのサービスです。
これは、実物を見ないと言葉で表すのは難しいのですが、高級フォトブックメーカーのフォトブックは、写真の発色が良くきちんと再現されていて、色調も豊かです。
「光沢紙」のフォトブックでは、紙質に光沢があるためキラキラしていて、ページごとに光るような紙質・質感が、見栄え良く高級感を醸し出しています。
まさに「写真」です。パソコンのモニター画面でみるよりも綺麗に見えるはずです。
さすが、家庭用インクジェットプリンターと一眼レフカメラの国内最大手メーカーの作る、値段の桁が違う、業務用のインクジェットプリンター製品からの綺麗な出力です。
値段は「半光沢紙」よりもやや高いはずですが、「光沢紙」でのフォトブックは是非おすすめいたします。
ちょっとした試みで「普段から、お部屋に飾っておけるような、おしゃれな雑貨アイテムのような表紙」を数パターンご提案。
いかにも「いかにもフォトブック的」なズバリのタイトルや人物写真や顔写真を使った表紙ではなく、さりげなくお部屋に置いておけるような「雑貨」的なフォトブックを一度作ってみたかったのです。
フォトブックをレイアウトデザインして、写真を再びセレクトして並べていく作業は、写真撮影とは違った面白さや楽しさがあり、撮影した日のことを思い出します。